コンクール審査
Clara Schumann & Koscak Yamada
先程、クララ・シューマンピアノ作品全集が送られてきました。
クララ・シューマンの作品集は、春秋社版の新校訂版シリーズで、なんと世界初の全集版だそうです!
長年の研究に基づくテクストクリティークを経た校訂版で、作曲年代順に収録されていて、見やすいし、めくりやすい!!
クララの作品が多くの人に演奏され、もっともっと親しまれるといいですね。
そして、一緒に送られてきた山田耕筰のピアノ作品たち。こちらも価値のある貴重な楽譜。
知られざる曲がまだまだあるのですね!
少しづつ音にして、いつか皆様にも聴いていただける日が来るといいな…
こんなプレゼントを戴き、ピアノ愛がますます高まります。
楽譜浄書されたクラフトーンのH様、本当に有難うございます!!
さて、除湿機フル稼働の季節、気分もジメジメしがちですね。
最近、自分の心が波立つことが続き、少しダウン気味でしたが、こんな時にメンター的存在の方々が、温かい目で変わらず見守ってくださるのが、どれだけ心の支えになっているのかを痛感しています。
先日いただいたイングリット・へブラー女史からのメールにも、人間的芸術的に特別に評価してくださる内容があったり、偶然とは思えないようなタイミングで、尊敬する方々から励ましのお言葉やプレゼントが届き、驚いています。
弱っていた心にもエンジンがかかりますね。
心にも除湿機をかけてがんばります(笑)
Mercedes Star Collection2014
福井中学校
17日は福井工業大学附属福井中学校でのコンサートでした。中学校から大学まである広大な学園内には立派な施設が整い、会場となった金井講堂も素敵なホールでした。
今回は生徒さんを代表して塚田眞夕さんとモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク、音楽の高倉先生とブラームスのハンガリー舞曲の楽しい連弾もあり、生徒さんも興味津々。前日のリハーサルは必要ですが、とても良い刺激になったようで、今後もアウトリーチ等で是非取り上げたいものです。
演奏中は、プロジェクターを使って手をアップで映していただき、指の動きも存分に観察してもらえました。
お話も真剣に耳を傾けてくれ、調子良くあれもこれもと話を広げてしまいましたが、少しでも将来の夢を追い求めていく上での参考になればと願うばかりです。
最後は生徒全員で立ち上がり、とても元気で盛大な拍手でおもてなしをしてくださり、嬉しいコンサートになりました。
福井中学校の先生方、お世話になり大変有難うございました。
左からコンサートを企画して下さった校長の加藤良子先生と音楽の堀内礼子先生、連弾した生徒の塚田眞夕さん、今川、連弾した音楽の高倉先生、音楽の高屋先生
演奏会のお知らせ ①
くれぐれも熱中症には気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。
私は秋までに暑さで体が溶けてしまわないように…外出はなるべく避けて涼しい部屋で大人しくじっくりと練習したいところです。
(でも、たまには暑い部屋で汗をかきながら心身燃え燃えで練習するのも嫌いじゃないですよ☆)
さて、演奏会のお知らせです。
河合楽器主催のコンサートシリーズで、埼玉の川口リリアに続き、今回は金沢でのコンサートです。会場の石川県立音楽堂は、2003年と2011年にオーケストラ・アンサンブル金沢とのリハーサルで弾いたことはありますが、まさかソロで舞台に立つ日が来るとは思ってもいませんでした。
大ホールで繊細なニュアンスをどこまで大胆に表現できるのか、恐れずに挑戦したいと思います。
あまり演奏されない逸品から、誰もが知っている名曲まで、幅広い世代に楽しんでいただけるプログラムを準備しました。
お近くの方、ご都合がよろしい方はぜひご来場くださいませ!
宜しくお願い致します。
●カワイコンサート 今川裕代ピアノ・リサイタル
8月5日(火)19:00開演
石川県立音楽堂 コンサートホール
料金:ペア券4,000円 学生・会員券2,200円 一般券2,500円(全席自由)
お問合せ:カワイ金沢ショップ Tel.076-262-8236
演奏会のお知らせ②
引き続き、演奏会のお知らせです。
ハーモニーホールふくいで毎年夏に開催される越のルビー音楽祭にて、ゲスト出演します。
この音楽祭は、福井県出身の若い演奏家が中心となり、8月3日、9日、12日と様々な室内楽コンサートが繰り広げられ、出演者も曲目も盛り沢山。
私は9日にレジデントカルテットとシューマンのピアノクインテットを演奏します。
昨年の越のルビー音楽祭で鮮烈な演奏をしたこのカルテットは全員県外出身ですが、滞在型カルテットとして折にふれ福井で面白い活動を行っていくそうです。
このカルテットと演奏しているといつもワクワクドキドキ、室内楽の醍醐味を存分に味わえます。
皆様にもぜひ身近にご堪能いただければ嬉しいです。
なお、エントランスホールでのプロムナードステージでは10名の演奏家による様々な室内楽がお楽しみいただけます。
賑やかなコンサートになりそうですね♪
お時間ある方はぜひ遊びにいらしてくださいませ。
⚫︎越のルビー音楽祭
スペシャル・チェンバー・コンサート
8月9日 15:00開演
ハーモニーホールふくい 小ホール
全席指定4,000円 (学生半額)、
車イス席3,200円
お問い合わせ:ハーモニーホールふくいチケットセンター tel.0776-38-8282
先日、福井新聞に掲載された記事です。
演奏会延期のお知らせ
本番のdaigomi
ご報告が遅くなりごめんなさい>_<
8月5日のカワイコンサート@石川県立音楽堂、8月9日の越のルビー音楽祭@ハーモニーホールふくい、共に自分にとって節目となる特別なコンサートになりました!
ご来場いただいた大勢の皆様、主催者の皆様に心よりお礼申し上げます。
カワイコンサートは、1500席以上の大ホールでのソロリサイタルでした。
楽器のコンディションが良く、ホールとの相性も素晴らしかったです。おかげで、音楽にとことん集中でき、実り多き本番になりました。
音楽は大きな空間を親密な空間に変えるチカラがあるのだなと実感しています。作曲家の繊細な心のひだも感じ取ってくださったようで、嬉しかったです。
ところで、大ホールは舞台袖から楽器までの距離がある分、中央まで歩く間に精神集中したり、お客様の雰囲気を感じ取る良い時間になりますね。自分にはこの距離感が気持ちを切り替え、変身?できる良い瞬間になりました。
サポートしてくださった北陸のカワイショップの皆様や先生方と
翌日からは、カルテットメンバーとのシューマンのクインテットのリハーサルが始まり、本番までの3日間、ハーモニーホール小ホールで練習&リハーサルという、ゼイタクな日々を過ごしました。
おかげで本番も最高の集中力とテンションで臨めました!
心から音楽を愛し、お互いを尊重しあえる、楽しすぎるメンバーだったからこそ、細かい所を決めずに、毎回違う音楽を奏で、楽しむことができたのだと思います。
左から1st Vn.室屋光一郎さん、2nd Vn.伊藤彩さん、今川、Va.生野正樹さん、Vc.向井航さんと終演後に。
アーティストを長い目で見守り、育ててくださる主催者のハーモニーホールふくい、音楽監督の笠松泰洋先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
カルテットは、今回名称が応募で決まり、恐竜王国福井にちなんで、ディノカルテット(恐竜カルテット)となりました。強烈強力メンバーにピッタリのネーミングですよね!
アンコールのあのサプライズも、ディノカルだったからこそ、偶然生まれたものでした!
これからも音楽の楽しさをどんどん広げ、パワーアップして届けていきたいと思います。
今後共、ヨロシクお願いします!!
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夏の最後の薔薇
新秋の季節、鈴虫の音が心地よいですね。写真は先日訪れた明治記念館の中庭。
前回の更新から、すっかりご無沙汰しました。
この間、溜まっている事務作業や打ち合わせ、生徒さんのコンクールのほか、様々な会への出席が続きましたが、少し休養もでき、心身スッキリした気分です。
昨日はソプラノ歌手の村井香子さんとの原宿のホールソワサントでのコンサートでした。
ブリテンの編曲によるイギリス民謡やパーセルの作品、ブリテンのオリジナル歌曲集など、本当に深い美しさに満ちた作品と出逢え、お客様にお届けでき、幸せなコンサートになりました。
香子さんの繊細な美しい声と、イギリス仕込みの英語で十二分にその魅力が伝わったと思います。
来月末にはこれらの作品をレコーディングします。
ところで、有名なイギリス民謡"庭の千草"は、本当は"夏の最後の薔薇"というタイトルなのですね。
コンサートのタイトルにもなりましたが、譜面を見るとまるで別の曲のようで、直ぐに気付きませんでした(汗)
花子とアンで流れたスコットランド民謡"The water is wide(O Waly Waly)"や、ずっと言ってみたかった"ごきげんよう"の挨拶も喜んでいただけて、嬉しかったです。
ご来場の皆様、有難うございました!
ラフマニノフそしてシューマンまであと数日
まだまだ先だと思っていた東京ニューシティ管弦楽団の埼玉公演@坂戸市文化会館が近づいてきました。
4年ぶりにラフマニノフ2番を弾きます。久しぶりに取り組んで、なんでこんなことに気づかなかったの?!と思うことばかり……
当時のことを振り返ると恥ずかしくなります。
といっても、自分のイメージ通り表現するのは難しいですが、今回は大きな流れを積極的に作っていくやり方が実践できるようになってきたかなと感じています。
先日はいつも応援してくださる方々をお呼びして小さな試演会をやりました。
やっぱり、人前で弾くって大事ですね。
お陰でますます課題が膨らんで、最後の追い込みに拍車がかかっています。
そして、ラフマニノフの翌々日には、越のルビー音楽祭でのディノカルテットのコンサートを横浜の鶴見でやります。
鶴見区民センターサルビアホールは、音響の優れた心地よいホール。
ステージと客席も近くて、臨場感たっぷりですので、メンバー同士のやりとりが手に取るように楽しめます。
こちらも、前回とは違った演奏をお楽しみいただけると思います。
お忙しいとは思いますが、お時間ある方はお誘い合わせの上、ご来聴いただければ大変嬉しいです。
楽しくも深いひと時を多くの方と共に過ごせることを楽しみにしています!
東京ニューシティ管弦楽団そしてディノカルテット
ラフマニノフのコンチェルト2番、シューマンのピアノクインテット、
ずっと弾いていたかった…
楽しいことはあっという間に終わるものですね。
お客様には、どちらのコンサートも、その瞬間にしか生まれない"ライブ感"を楽しんでいただけたかなと思います。
私もリハーサルを重ねる度に、オケや共演者との距離が縮まり、新しいエネルギーがどんどん湧き上がってくるような感覚になり、室内楽やコンチェルトの醍醐味を存分に味わえました。
共演させていただいた東京ニューシティ管弦楽団と指揮者のゴレンシュタイン氏、ディノカルテットのメンバーには心から感謝です。
カリスマ的な存在感で全員をまとめてくださった指揮者のマルク・ゴレンシュタインさんと
情熱的な音を紡ぎ、オケとピアノを繋いでくださったコンマスの執行敏宏さんと
やりたい音楽を自由に思う存分出し切ったディノカルテットメンバーと
自分の音楽上の成長は、ホントにノロノロペースですし、頭では分かっていても、実践できず悩むことばかり。でも、諦めずに頑張っていると、小さな気づきや些細なことが連鎖して、重かった扉がふと開くようなことが、たまに起こるのですね。
(これも外から見ると、大した変化ではないのですが、自分の中では世紀の大発見的な喜びなのです…)
今回のコンサートを通して、いつも励まして下さる方がおっしゃっているお言葉、
"壁あるところに扉あり"
を体験できた日々となりました。
ご来場いただいたお客様、本当に有難うございました。
本番中@サルビアホール
前の晩に楽器の弾きこみをさせていただきました@坂戸市文化会館
講演&弾きこみ&レコーディング
もう11月。
1ヶ月ぶりの更新です。
色々ありましたが、
主なイベントを写真でご報告します!
1ヶ月以上前になりますが、
「福井人と語る」交流会@都道府県会館
福井県出身の在関東の大学生を対象に、講演と意見交換をさせていただきました。
講師には、伊藤忠商事株式会社取締役会長の小林栄三氏、元日本航空株式会社代表取締役社長の新町敏行氏、ブックオフコーポレーション株式会社取締役相談役の橋本真由美氏、株式会社スペースシャワーネットワーク代表取締役社長の清水英明氏という錚々たる方々。
恐れ多くも講師の一人に加えていただき、緊張で頭が真っ白になりながらも、一生懸命お話させていただきました。
10月21日 アクトシティ浜松大ホール
大ホールで弾くのは、2008年2009年のロシアのオーケストラとのコンサートツアー以来。
この日は、ホールに入った新品ピアノ、Shigeru Kawai EXフルコンサートグランドの弾きこみをさせていただきました。
生まれたての楽器に秘められた最大限の力を引き出すべく、あらゆる音色や音量を試し、楽器が徐々にホールに馴染み、気持ち良く鳴っていく過程を楽しみました。
素晴らしいホールと楽器にテンションは上がりっぱなし、どれだけ弾いても疲れませんでした!
10月30日31日 相模湖交流センター
ソプラノ歌手の村井香子さんのレコーディングでした。ピアノはベーゼンドルファーインペリアル。
今できることを極限まで突き詰める録音作業は、自分との戦いであると同時に、良い環境で、客観的に、純粋に、音楽と向き合える最高のチャンス。心強いチームに恵まれ、ハードで楽しい2日間でした。
左からコジマ録音の山中耕太郎さん、小島幸雄さん、調律の清水丈寛さん、村井香子さん、今川、ディクションコーチのティモシーハリスさん、ソプラノ歌手の木島千夏さん
その他、従妹で宝塚歌劇団雪組の透水さらさと初共演したり、コンクールで音楽を点数化することの難しさについて論文を執筆中の学生さんからのロングインタビューを受けたりなどなど…貴重な機会に恵まれた日々でした。
来週は若狭でのアウトリーチや町政10周年記念イベント。
新たな試みを沢山準備しています!
若狭週間
先週は、色々と新しいことにチャレンジさせていただきました。
11日は敦賀市民文化センターにて、1月の公演に向けてのプレイベントでした。
まずはピアノの選定
敦賀市内のピアノの先生方をお呼びして、白山市の金澤古楽堂の調律師 輪島忠雄さんによるレクチャー
ピアノトーク
翌日は若狭町みそみ小学校と鳥羽小学校でのアウトリーチ。
今回は、調律師の田脇さんとパレア若狭の方々のサポートのもと、ピアノの解体ショーを行いました。
楽器の中を見た子供達は大喜びでした!
写真を撮れなかったので、
詳細は鳥羽小学校の鳥羽っ子日記をご覧ください♪
http://tobakkonikki.mitelog.jp/.s/tobakkonikki/2014/11/post-b8c5.html
そして、15日はパレア若狭での若狭町町制10周年記念イベントにふるさと大使として一日出演してきました。
午前は記念式典に出席。その後、他のふるさと大使の方々(伊藤忠商事株式会社取締役会長の小林栄三氏、料亭「菊乃井」代表取締役の村井吉弘氏、株式会社アクト・ブレーンコーポレーション代表取締役社長の大下智氏、サントリーサンバーズアドバイザー・全日本バレーボールジュニアコーチの荻野正二氏)と共に、"若狭町の未来"をテーマにパネルディスカッションを行いました。(この模様は、22日(土)10時から福井テレビ タイムリー福井で放映されます。)
午後からは若狭町一行詩コンクール「いつもおおきん」の作品朗読会で橋本朋美さんの素晴らしい朗読に音楽をつけ、その後、ソロコンサート、最後は可愛い子供達による記念合唱団コンサートで伴奏をしてきました。
終演後に合唱団と記念写真。
盛りだくさんな一日でしたが、主催者の方々、若狭町の行政やパレア若狭の明るく気さくな方々の多大なサポートのお陰で、無事楽しく過ごすことができました。
リートに魅了されて そして次のコンサートへ
先週の土曜日は流山生涯学習センターにて、メゾソプラノの関奈美さんのコンサートでした。
お客様は流山校友会の方々が中心となり、満席のホールはとても和やかな雰囲気! 奈美さんの朗らかで面白いトークと、各国の歌曲を取り上げた音楽の旅を満喫していただけたようで、笑顔の絶えないひと時になりました。
リート伴奏は、言葉の意味と和声の繋がりやフレーズの組み立て方など、ピアノソロに繋げられることが多く、本当に勉強になります。
今回は特にシューベルトやフォーレの歌曲の虜になってしまい、いつかシューベルトの"冬の旅"を全曲演奏したいという新しい夢が一つ増えました。
会場のピアノは、日本のホールでは殆ど見かけないドイツ/ライプツィヒのブリュットナー。
このピアノは、福井の恩師やライグラフ先生もアンティークものを所有されていたので、懐かしさと喜びも音に託してきました。
高音は4本弦のアリコートシステムが特徴です。(調律師さんは大変ですね…)
温かい笑顔で迎えてくださった流山校友会の皆様、まろやかで深い美声を聴かせてくださった奈美さん、本当に有難うございました‼︎
これでこの1ヶ月で弾いた全45曲を無事に乗り切れました\(^o^)/
そして…
今週日曜日は久しぶりのヤナセ東京支店メルセデス・ベンツショールームでのコンサートです。
日曜の午後のひとときを、広々としたショールームで、生演奏と名車で楽しみませんか?
楽器はこれまでのコンサート同様、SHIGERU KAWAIのフルコンサートグランドピアノ、15時~16時までのトークを交えた無料コンサートです。
お時間のある方は、どうぞお気軽にお越しくださいませ!
ヤナセでのコンサート
12月7日のヤナセ東京支店メルセデス・ベンツショールームでのコンサート、無事終わりました。
クラシックやベンツに多少関心はあっても、足を運ぶきっかけがなかった方々には気軽に来ていただくきっかけとなり、また、お客様同士の素敵な出会いや再会もあり、終始あたたかな空気でした。
ヨーロッパでは、様々なシーンとクラシックが繋がる場が沢山あります。
忙しくても、しばし心を休め、音楽に耳を傾け、社交を楽しむひと時があると、日常の良いアクセントになりますよね。
小さくてもこのような場で楽しむクラシックコンサートが増えていくといいですね。
創立100周年を迎えたヤナセさまの文化への多大な貢献、芸術家への惜しみない協力には感謝感激です。
ご来場いただいた皆様、有難うございました。
CD発売のお知らせ
サウンドアリアさんから、ソプラノ歌手 広瀬奈緒さんのソロCDが発売されました!
曲は全て笠松泰洋さんのオリジナル作品&イギリス民謡のアレンジ作品で、私はピアノを担当しています。
2012年夏に笠松さんからお声をかけていただき、2012年8月末&2013年3月に、2回に分けて録音しました。
レコーディングの様子は過去のブログに書いています。
http://s.ameblo.jp/hiroyo-piano/entry-11337312666.html
http://s.ameblo.jp/hiroyo-piano/entry-11500429928.html
リハーサルやレコーディングでは、作曲家ご本人に立ち会っていただき、畏れ多くも嬉しい機会になりました。
広瀬さんのあたたかくて透明な歌声と、笠松さんの深く美しい音楽が心に染み込み、優しさで満たされていくようなCDです。
CDは私の演奏会でも販売しますので、是非お聴きください!
広瀬奈緒さんのブログ
http://naohirose.exblog.jp/20526083/
サウンドアリア
http://www.soundaria.com
月刊ショパン1月号
大晦日に
今年も一年が瞬く間に過ぎ去ってしまいました。
この一年、見守ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
沢山の方々の優しさに支えられ、無事一年を終えられて、改めて感謝の思いが湧いています。
皆さんはどんな一年でしたか?
どうぞ、心穏やかに、あたたかなお年をお迎えください。
自分の一年を振り返ると…
今年一番の変化は、ようやく重い腰を上げて、体のメンテナンスを始めたことでした。
元々体は頑丈で、留学以来一度も検査をしていなかったのですが、(年齢のせいか)周りからも勧められたので、夏に全て診てもらいました。お医者様からはこんなに素晴らしい数値の人も珍しいですね…と褒められ、結局図に乗ってますます甘い物に走っています^_^;
とはいえ、ずっと抱えていた課題が色々と悪影響を及ぼしていたので、一念発起して、体の歪みを矯正するスタジオに9月から通い始めました。
骨の歪みや体の硬さは想像以上に酷かったのですが、菅野先生のワンツーマンレッスンのお陰で、演奏にも確実に変化が出てきて、個人的に一番嬉しい出来事となりました。
そして心境の変化もジワジワと音に出始めています。心と体の両方がうまく連動すると、音楽の表現がどんどん楽しくなりますね。
これから先、自分がどんな演奏をしていくのか楽しみです。
これまで悩み苦しんできたことは数え切れず、今年も幾度となく涙する日がありましたが、目の前の課題は、解決できる人にだけ与えられるものなのだと感じています。
続けることの苦しみより、喜びの方が大きいと実感できた一年でした。
来年は私にとって新しい歩みをスタートする年になります。これまでになく移動が増え、責任も増し、幸せも膨らむ年になりますが、謙虚さを忘れず、一つ一つ真摯に取り組み、堂々と生きていきたいと思います。
迎春&演奏会のご案内
明けましておめでとうございます。
2015年も皆様にとってますます喜びに満ちた素敵な年になりますよう、心からお祈り申し上げます!
今年もどうぞ宜しくお願い致します!
元旦は、数年ぶりに東京で一人、大人しく過ごしています。
大晦日から少し体調を崩してしまい、
あまり練習ができていませんが、お陰でEテレのクラシック番組を全部観れました!
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートもじっくり見て、ようやく新年だなぁと、気持ちを新たにしています。
長年ザルツブルクで過ごし、いつの間にか体で吸収したあの独特のリズムや空気感…
久しぶりに血が騒ぎました!
今年も沢山の音楽作品と真摯に向き合い、多くの方の心と深く繋がれるよう精進してまいります。
さて、早速ですが今年初の演奏会のご案内です。
マリンバ界の若きスター 塚越慎子さんとの初共演です。
塚越さんの実力は勿論、天真爛漫な明るいお人柄や、何事にも全力を尽くす姿もとっても魅力です♪
クラシックの名曲をマリンバとピアノのコラボレーションで、楽しいトークを交えながらお届けします。
お近くの方は、お誘い合わせの上ご来場いただけると嬉しいです。
1月11日(日)18:00開演
ニュー・イヤー・つるが海響コンサート2015 「鍵盤上のデュオとアリア」
会場:敦賀市民文化センター大ホール
演目:サン=サーンス「白鳥」
リムスキーコルサコフ「熊蜂の飛行」
モンティ「チャルダッシュ」
ラヴェル「道化師の朝の歌」
チャイコフスキー「くるみ割り人形」より
他
チケット:全席自由 大人2,000円(当日2,500円) 高校生以下1,000円(当日1,500円)
お問合せ:ぽーとあい敦賀市文芸協会 tel.0770-20-1311
http://www.port-ai.net/index.htm