執行さんの10年連続リサイタル、第6回。
第1番から番号順に取り上げているベートーヴェンのヴァイオリンソナタも、はや第6番まで来ました。6番はあまり演奏されないようですが、緩やかな曲想で歌心溢れる素敵な作品。室内楽の醍醐味を存分に味わえます。
後半はシューマンのヴァイオリンソナタ1番&2番の大作に挑みます。正直なところ、両ソナタとも弾いていると気持ちも指も取り乱してしまうほど胸苦しいのですが、過剰な情熱で激しく斬り込んでいくよりも、抑制された情熱さでもって内なる強さを表現したいです。
バッハの無伴奏パルティータ2番も大好きな作品。
新年度で慌ただしい日々でしょうが、お誘い合わせの上、ご来場いただけると嬉しいです。チケットは私までご連絡ください。