先日25日の飛鳥井かゞりさんと水谷川優子さんとの文学コンサート@若州一滴文庫、お客様と一つになって音楽を奏でることができ、心熱くなるコンサートになりました!
前半のセロ弾きのゴーシュを終えて
何役もの声を使い分けた、かゞりさんの感動的な朗読に乗って、冒頭のドヴォルザークのユーモレスクから終曲のトロイメライまで、6曲を挟みました。
さらには鳥の声や戸を叩く音を出したり、狸の子役でチェロの駒をポンポコ叩いたり…笑
優子さんも私も宮沢賢治の世界に入り込み、伸び伸びと遊ばせてもらいました。
後半は、優子さんと私で二人のソロも交えながら、ドイツ、オーストリア、日本の作曲家でプログラミング。
特に最後のブラームスのチェロソナタでは、ザルツブルクで学んだ共通のルーツを感じながら、一音入魂で迫ってくる優子さんの表現に刺激を受け、完全燃焼しました。
優子さんは初来福。どんな時でも周りへの気遣いを忘れず、知性とユーモア溢れる優子さんのお人柄に、私もお客様もすっかりファンになってしまいました。
今度は福井のお酒も観光もご一緒したいです^o^
かゞりさんと若州人形座の方からは公演後に竹人形の操り方も教わりました。今度はかゞりさん出演の竹人形文楽に伺いたいです。かゞりさんファン、竹人形ファンが多いので、チケットはお早めに!
コンサートの企画から舞台裏まで一人何役もこなされた一滴文庫の下森弘之さんと古民家にてお食事
下森さんのアイデアが光るチケット。裏はこんなデザイン、紙も厚めで栞になります。
一滴スペシャル年表
コンサートまでの数日間、秋色が濃くなり始めた若狭の地にて、おおい町悠久館から貸し出されたピアノの弾きこみを兼ねて、毎日会場で練習し、合間は文庫内の六角堂にておしゃべり&美味なカフェタイムを楽しみ、本当にゆったりと贅沢な日々を過ごしました。
毎日、こんな風景を眺めながら会場へ
蕎麦畑と彼岸花
一滴文庫とお二人のブログにもコンサートのことが書かれています。
ご来場の皆様、関係者の皆様、共演者の皆様、有難うございました!!