生野正樹さんとのリサイタルシリーズ1回目が始まりました。
生野さんの出身地、大分市は西洋音楽発祥の地と言われ、約450年前の1562年に大名大友宗麟の前で演奏された楽器はなんとヴィオラだそう!!
14歳で突如ヴィオラに目覚め、プロの演奏家になると決意した生野さん…ステージでの落ち着きや冒険心は、もしや大友宗麟の生まれ変わりか…!?と思ってしまうほどでした。初出しの曲が多くどうなるか心配でしたが、生野さんの堂々とした演奏に助けられ、無事終了しました。
素晴らしい音響のiichiko音の泉ホール
コンサートの運営をしてくださった生野さんの出身高校の皆様とヴィオラの恩師内田博先生と(生野さんの右手)
実は年明けからto doリストが増え続け、睡眠時間は普段の半分しかとれない毎日で、正直かなり追いつめられていました。
リハ中には、ヴィオラのことをチェロと言ってしまったり(汗)、リハーサル録音を聴いて自分のあまりの下手さに具合が悪くなる程でしたが、本番2日前からは他の予定を入れず、練習のみに集中。1日前は移動日で落ち着いて練習できたのは1日半だけでしたが、たった1日でも練習だけに集中できる有り難さを実感。不器用な性格は相変わらずですが、気持ちの切り替えや練習の仕方、事務仕事のスピードをもう少し高めたいものです。
そして時間があったらいつかヴィオラを習ってみたい!
このリサイタルシリーズ、次回は22日のハーモニーホールふくい、29日は東京オペラシティへと続きます。皆様、お誘い合わせの上、ご来場いただければ嬉しいです!