早くもフィギュアスケートのシーズンが到来♪
浅田真央ちゃんの一皮も二皮も剥けたナチュラルな舞いや、若手の迫力ある演技にエネルギーを貰っています。
未だにルッツやフリップなどの違いがわかりませんが、演技から滲み出る人となりや人生観のようなものに惹きつけられ、毎回涙なしには観れません…
先月のショパンコンクールの演奏をネットで観ても感じましたが、結果を求めず、競技を忘れさせるような純粋な思いであったり、日頃の謙虚な姿勢がどれだけ大切か…色々と考えさせられる日々です。
さて、先週は福井県が昨年から行っている「夢や希望を育て未来を築く教室」の一環で、"ふるさと先生"として福井県立武生商業高校にて授業をさせていただきました。
「新しい自分に出会う」というタイトルで1年生約140人に(2回に分けて)お話をし、演奏。ピアニストになりたいと思ったきっかけや、なろう決心した時のこと、留学時のエピソードなどを交え、大きな夢を叶えるために小さな夢を沢山持ち、努力と工夫を重ねれば運命は変わること、最後は情熱や熱意が自分や周囲をも変える原動力になることなどをお話しました。
学校や団体行動が多少苦手だった自分がまさかの授業…(汗)、夢の夢にも思っていなかったことで緊張しましたが、これも音楽がもたらしてくれた貴重な機会、素直に耳を傾けてくれた生徒さんに助けられ、楽しく終えられました。
武生商業高校は先日行われた吹奏楽の全国大会で銀賞を受賞したばかりで、名物先生の植田薫先生にもお会いし、思いを共有させていただいたり、音楽の先生&高校の後輩の木津美波先生とは音楽以外の話しもいっぱいさせてもらいました。
来年2月の2度目の授業では生徒さんのハンドベルや歌との共演も予定しており、楽しみです。
そして、授業の前日はラフマニノフの2番のリハーサルでした。
創立30周年を迎えた福井大学医学部管弦楽団とは4年ぶりの共演。当時の団員さんは全員卒部しお医者様になられたそうで(素晴らしい!)、顔馴染みの方は顧問の先生だけでした。
勉学に追われる生活の中、一生懸命準備している学生さんの熱意や、指揮者の高谷光信先生の素晴らしいご指導で演奏がみるみる変化していく様子にこちらも触発され、濃いリハーサルになりました。
本番がますます楽しみです!
お近くの方はぜひ来てくださいね!!