東京音楽大学の学生さんが企画された6日間の音楽祭@羽田空港は大好評に終わりました!
コンサートホールとは違う賑やかな雰囲気の中、一般の方々がクラシック音楽にどれだけ関心を示すのか興味津々でしたが、癒しの森オーケストラの全身全霊の演奏に大勢の人々が足をとめて耳を傾けてくださり、日に日に聴衆が増え大盛況となりました。
音楽のチカラ、作り手&弾き手の熱意って偉大ですね!
会場は見晴らし抜群で、コンサート中(自分の出番以外)は飛行機の離発着と音楽が不思議とマッチする何とも気持ちの良い瞬間を味わいました。
オープニングコンサートで共演した指揮の河上隆介先生(右)と初日リハーサルで共演した泉翔士さん(左)と。
エンディングコンサートの出演者。
右からソプラノの萩原美香先生、テノールの高橋淳先生、指揮の広上淳一先生、今川、司会の永野風花さん
そしてマエストロ広上淳一先生の120パーセントのパッションと大きくてあたたかいオーラ、笑いの絶えないトークにはリハーサルから打ち上げまで圧倒されっぱなしで、本当に楽しく強烈な数日間を体験しました。
ベートーヴェンのコンチェルトは最初の一音から最後の休符まで極限のエネルギーと集中力が必要で、その中でも4番は特にその要求度が高い作品。個人的には最も憧れを抱きつつも畏れ多くて 簡単な気持ちで取り組めませんでした。
祈るような気持ちで臨んだ初舞台を何とか終え、今まで見えなかった世界を共演者全員から教えてもらい、感謝の気持ちでいっぱい!次回の本番がますます楽しみです。
とうとう熱い夏が終わったな……と、昨日は一人感慨に耽り、多少燃え尽きていましたが、今日からは気持ちを入れ替えて武生国際音楽祭のプログラムの猛練習です。